ハイキングの楽しみ方 - 低山ハイキングにはテーマを設定するとすごく楽しいという話

最近は低山ハイクばかり

子供が産まれる前はよく何日もかけて遠い場所に登山に出かけた。雄大な景色、難易度の高いコース、場所自体が非日常なので行くだけで大きな楽しみになった。特に工夫しなくても、行くだけで普段とは違う冒険が味わえた。

最近は子育てやコロナの関係で近所の低山ハイキングばかり。景色や経験としては大して新しいものはなく、単調な歩きになってしまう。

テーマがあると内容が濃くなる

そんなご近所ハイキングも、テーマを1つ設定すると内容がとても濃くなる。例えば料理、写真、自作ギア、鳥の観察、植物の観察、荷物の軽量化、歩き方、焚き火 など。

重要なのは テーマは1つに絞る こと。そうすることで気負うことなく気軽に始められるし、より内容が濃くなる。

例えば料理の場合

「あの見晴らしのいい場所で、ステーキとビールを楽しむ」 のように明確にゴールを決めるのがおすすめ。想像するだけでよだれが出てくるし、前日の買い物も楽しくなる。

凝った料理を選んだ場合、大抵スムーズに進まない。想定外の問題が起きてあたふたすることが多い。それでも完成した料理を食べて目的を満たす達成感は百名山の登頂にも劣らない。うまくいかなかった部分に関しては 「次回はこうしよう」 という意欲につながる。

Image from Gyazo

例えば自作ギア

普段ハイキングに持っていくものを自作して使ってみる。バックパック、サコッシュ、スタッフバッグ、アルコールストーブ等々。自作した道具を使って実地テストをする体験はそれこそ冒険。近所の山でもワクワクする。

アルコールストーブくらいだと簡単だし、作り方もYoutubeにたくさん上がってるのでオススメ。火の形にこだわり、その奥深さにハマってひたすら作り続ける人もいる。

空き缶で自作したアルコールストーブ
自作したバックパック

例えば写真

写真を撮るのは楽しい。面白い写真を撮ろうとすると常に何かを観察しながら歩くし、「なぜそれを撮りたいのか」を考えるようになる。

色んな角度から対象を眺めて新しい発見につながる。雑草や水溜まりですら貴重な発見に思えてくる。

Image from Gyazo

最近はホームグラウンドとなる低山を近くに持ちたいなあとよく考える。 1時間以内でサクッとアクセスして好きなテーマを楽しめる山。関西だと比良山や六甲がそういう存在なんだろうけど、うちからだとちょっと遠いしおおげさかな〜。