京都一周トレイル70kmを歩いてみる - 1 (伏見稲荷ー粟田口)

京都一周トレイルというものがあるらしい。その名の通り京都を一周するトレイル(ハイキングコース)だ。伏見稲荷をスタートに東山、北山を経て嵐山の方までを歩く全長70kmのコース。地べたをはいつくばるようなスタイルの旅を好む自分としては興味をそそられる。一度は行っておかねばなるまい!

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コースは東山、北山(東部)、北山(西部)、西山、京北 の5つのパートに分割されている。これに合わせて公式マップも5種類が発行されており、京都近辺の複数の場所で手に入る。詳細:https://kaiwai.city.kyoto.jp/raku/kanko_top/kyoto_trail.html

ホントは70kmを一度に踏破してしまいたいところだが、何回かの旅程に分けて歩く事にした。ちなみに一度の旅でトレイルを一気に踏破する事をスルーハイクと言うらしい。急に思い立ったので、初回の本日は最初の10kmほどを歩いてきた。

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一日目は伏見稲荷から清水山を経て三条通そばの粟田口に下りてきた。自然と文化遺産が交互に登場するハイキングってのも新鮮でいいもんだ。しかも人は少ないし渋滞なんかも気にしなくてよい。三連休にも関わらず、トレイル上ではほとんど人に会わなかった。ただし、通常の登山と違ってルートが複雑になりがちなのが気になった。うっかりするとすぐにルートから外れてしまうので、マップを詳細に描くか、標識をもっと分かり易くするかした方がいいと思う。

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トレイル上には多くのチェックポイントが設置してあり、手持ちのマップに示された番号と照らし合わせて場所を確認できる。慣れれば分かり易い。まあ大体の雰囲気は掴めたので次回以降は4〜5回に分けてのんびり歩いてみることにする。トレイル上には宿坊も点在するらしいのでぜひ利用してみたい。紅葉シーズンに合わせるのもよさそうだな。人少ないし・・・。