アポロンはタープとして使えるのか? 設営が大変なアポロンをデイキャンプに使ってみた感想
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アポロンをデイキャンプに使ってみたので感想を記録。
そもそもの疑問:タープの代わりになるのか
タープの役割を前室が兼ねているのが2ルームテントの特徴。 「2ルームだったらタープ買わなくてもいいじゃん」 というのも購入理由のひとつだった。確かに1泊以上のキャンプではその効果を発揮し、頼もしいシェルターとして活躍している。 アポロンはデイキャンプでタープの役割を担うことができるのか?
キャンプの流れ
知明湖キャンプ場を利用。 兵庫県川西市にある知明湖キャンプ場。予約いらずのフリーサイト。駐車場は近くにあるものの、荷物を100 ~ 200m程度は運ぶ必要がある。
今回はここでスノーピークのの焚き火台とダッチオーブンを持ち込み、簡単なローストチキンの料理を作る。デイキャンプとしては一般的な流れだと思う。
結果 : 今後家族のデイキャンプでは使わないと思う
結果としてはかなりキツイ。今後家族のデイキャンプでアポロンは使わないと思う。絶対タープの方がいい。設営・撤収・持ち運びの労力の負担が大きすぎる。汗だくになってやっと設営したかと思えば、すぐに撤収の手間が頭をよぎる。サッと始めて簡単に片付けられる、そんな手軽さがデイキャンプの醍醐味だが、アポロンではそうはいかない。
運ぶのが大変
駐車場から設営地までアウトドアワゴンで1往復では足りない。アポロンは大きいためワゴンのかなりのスペースを占めてしまう。車を横付けできるオートキャンプ場なら大丈夫かもしれないが、事前に予約をとって味気ない区画サイトでやるのもちょっと違う。デイキャンプは思いついてサッと出かけ、気に入った場所でやるから楽しいのだ。
設営が大変
設営にはペグダウンを含めると30分くらいはかかってしまう。インナーテントとルーフシートを除いてもこれくらいは見ておきたい。それに比べてタープなら10分以内には設営が可能だ。
追記:設営に関しては後にコツを掴んだのでかなり改善された(それでもデイキャンプには使わないけど)
建ててもそれほど使わない
焚き火台とダッチオーブンを使った料理なので調理中は家族全員テント外にいる。食べる時には中入るけど、スペースが大きすぎて3人家族だとガラーンとしてしまう。インナーを付けてないアポロンは10人以上を収容できるシェルターなので、まあこうなるよね。5人以上のグループキャンプとかだと良さそう。
その反面、建てるだけでも楽しい
アポロンは建てるだけでも楽しい。応用性が高くレイアウトのバリエーションが豊富なため、アポロンそのもので遊べてしまう。今後もしデイキャンプで使うとすれば、家族ではなく一人でやろうと思う。ひたすら色んな張り方を試して悦に浸るような時間を過ごしたい。
まとめ
「アポロンが手軽なデイキャンプのタープ代わりになるのか」 を試し、結果としては デイキャンプに向かないという判断になった。ネガティブな結果だが、アポロンに対する愛着は増したように思う。うまく使いこなせていない分、毎回挑戦心を掻き立てられる。アポロンは設営が大変な反面、その設営や準備そのものが楽しみになっている。
追記 : 焚き火台と一緒に使えるタープを買った
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