トンネル型2ルームテント アポロン設営のコツ

我が家の愛幕アポロンについて。買って2年経つがとても気に入っている。左右対称の形状による多彩なレイアウトのバリエーションはいつまで経っても飽きない。フルメッシュで開放感抜群の空間も最高。どの季節でも使える。

ただ1つ問題がある。設営が大変だということだ。

Image from Gyazo

我が家のアポロンの問題点

設営が大変。構造はシンプルで迷うことはない。問題は重くて硬いことだ。1つ1つの作業にとにかく力が必要で、設営し終わる頃にはヘトヘトになってしまう。夏場なんて汗が滝のように流れてくる。

ちなみに公式のマニュアルでは2人以上での設営を推奨している。ところが我が家は3人家族で息子がまだ小さい。妻は設営にフルで参加はできないので頑張って1人で建てなければならない。買ってすぐの試し張りでポールを曲げてしまっという苦い思い出もある。

一時は買い換えることも考えた。設営の労力が大きすぎて3人家族の一泊キャンプ、ましてやデイキャンプに使うには全く割が合わない。「もう売っ払ってやる!」と悪態つきながら設営していた。

ところが購入して1年以上を経過し、設営のコツが掴めてきた。1人でもフライテントが立ち上がるまで約30分ほどでこなせるようになった。(ペグ打ち含む)以下にそのポイントを記録しておこうと思う。

設営の流れ

マニュアルとは違う張り方をしている。先に全部のポールをスリーブに差し込んで立ち上げ、ズルズルと引っ張って広げる方法。いわゆる蛇腹式と言われてるタイプ。(マニュアルでは中央2本のポール:黒 を差し込んだ後でまず立ち上げ、その後両端のポール:黄を差し込む手順になっている。)

こちらの方が移動量が少なく時間を節約できるためこの方法をとっている。4本のポールをまとめて立ち上げるため、多少力を要するけど大して苦にはならない。

最大の難関はピンの差し込み

最大の難関。ピンをポールに差し込む作業。とにかく硬い。ピンがポールの先端に届かない。慣れない頃はとても入る気がしなかった。最初の試し張りでは2人がかりで無理に差し込んでしまい、ポールが曲がってしまった。

コツは2点

① : ポールを曲げることではなく、ピンを引き寄せることに集中する。 慣れない頃は硬いポール曲げることに集中しすぎ、力づくてピンを差し込もうとしていた。実際はポールは自然に曲げて支える程度、そしてピンをしっかりと手繰り寄せることに集中すると意外なほどすんなりと差し込める。

② : スリーブに対するポールの位置をきっちり調整する。 上記の方法でもピンが届かない場合、ポールがスリーブに対して自分がわに出過ぎていることが多い。スリーブを手で引っ張り、ポールを少し押し込んでやることで、ピンの位置にうまく曲がり込んでくれる。

Image from Gyazo

ちなみにアポロンT/Cは両サイドのピンを繋ぐコードにラダーロックが設けられているらしい。試したことはないが、これでずいぶん設営は楽になったんじゃないだろうか。アポロンとアポロンT/Cの取扱説明書を見ると、両者の違いが分かる。

またアポロンT/Cの説明書にはよく見ると 「スリーブをしっかりたぐり寄せながらピンをピンを挿します」 との記述もある。これは上記の②と一致する内容だと思う。(とても重要な内容なのに、なぜアポロンの説明書にはこの記述がないのだろうか??)

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Image from Gyazo

センターポールは下に曲げて差し込む

他のレビューを読むと、ここも苦労ポイントの1つらしい。センターポールは端っこに装着する前に下側に曲げておくことで何の苦労もなく差し込める。差し込んだ後でくるりと回して上側に戻す。

Image from Gyazo

片付ける時には張り綱はつけたまま

張り綱はテントにつけっぱなしにしている。最初は毎回きちんと収納していた。その内面倒になってカラビナを使って結ぶ手間を省くようになった。しかしそれでもめんどくさいので、今ではテントに装着したまま撤収することにしている。撤収が楽だし、次回の設営も楽になる。

また全ての張り綱をペグダウンするのは手間なので風の状況を見て半分に減らすこともある。

Image from Gyazo

まとめ

アポロンは設営が大変なのがネックだったが、ポイントを抑えることで随分楽になった。建ててしまえばめちゃくちゃ快適なテントだ。今後のキャンプでも継続して使っていきたい。

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