OMM Classic25を2年間使った感想

日帰りハイキング用のバックパックとしてOMM Classic25。このザックを購入して2年間経ったので感想を残しておこうと思います。

OMM Classic 25について

OMM Classinc25とは

OMMはイギリスの山岳レースOriginal Mountain Marathonの主催元によるブランドです。Classic25はそのレースに向けて作られた定番バックパック。丘陵を走って移動するレースに特化しており、軽量性やポケットへのアクセス性、豊富なカスタムパーツなどが特徴です。25Lと32Lの2種類がありますが、僕が使っているのは25Lです。

Image from Gyazo

OMM Classic25を選んだ経緯

25Lという絶妙なサイズ、ポケットの位置やアクセス性などの事前に設定した条件にピッタリだったことが購入の決め手です。詳しい経緯はこちらに書いてます。

気に入ってるところ

サイズ感が絶妙
日帰りハイクにこの25Lというサイズはピッタリです。これより大きいと型崩れしてしまうし、小さいと雨具や防寒着を入れるのが厳しくなってしまいます。

体との見事な一体感
背中にピッタリとくっついて常に安定します。動いても左右上下にブレない。背負っているというよりは着ているような感覚。なるほど、さすが競技用。

ショルダーベルトが分厚い
軽い割にショルダーベルトのクッションが分厚く肩に優しい。長距離歩いても肩を痛めることがない。この厚みがあるので、ミラーレスカメラを装着しても全くグラグラしない。

Peak DesignのCaptureでカメラを取り付けた様子

下半身が自由
重心が上の方に設定されているので、下半身が自由に動かせます。驚きました。これも競技を意識してのものなんでしょうか。

ポケットへのアクセスが最高
大きなメッシュポケットには地図や行動食、サイドポケットにはドリンクを入れてます。特に使いやすいのはウェストベルトのポケットです。ザックの軽さの割に容量が大きく、スマホや財布が入ります。どのポケットにも簡単に手が伸ばせるため、足を止めることなく色んな動作が取れます。

Image from Gyazo

気になるところ

蓋の開け閉めがめんどくさい
雨蓋と本体をつなげるバックルがザックの最下部から伸びているため、手を伸ばすのが多少めんどくさいです。

雨蓋にものを入れると形が崩れる 食料程度なら問題ない。カメラや飲料を入れると形が崩れてしまいます。

全体的には大満足

気になるところもあげましたが、全体的に大満足です。一言で言えば安心感。歩行中のストレスが大きく減りました。

飲み物やサイフ、行動食の取り出しが簡単にできます。進行方向から視点を外さずに、手の感覚だけでものの出し入れができる感じです。

OMMの競技自体には興味がなかったけど、このザックの特徴を実際に体験するとぜひ出場してみたくなりました。

最近モデルチェンジしたみたい

Classic25は最近モデルチェンジしたようです。素材や見た目のほか、ウェストバッグが取り外し可能になっているのが面白い。公式サイト によるとヒルレースや5km程度の短距離レースで必要な時だけつ使えるとのこと。

またこのウェストバッグを接続するために使用されているのはペグで、テント設営にも利用できます。全時間帯を通じて、利用できるものは常に利用するというコンセプトでまさに競技向けですね。