PeakDesignのCaptureをOMM Classic25で使ってみた

山歩きの最中にミラーレス一眼で軽快に写真を撮りたい

最近購入したα7Ⅲを使って山歩きの最中に軽快に写真を撮りたい。カメラの携行方法としては色んな選択肢があるが、特に評判高いPeakDesignのCaptureを試してみることにした。

Captureとはザックのベルトにカメラを取り付けるためのパーツ。PeakDesignがクラウドファウンディングから成長するきっかけになった製品で登山愛好家にとても評判が良い。

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届いた商品はこんな感じ。想像してたよりもずっとコンパクトで軽い。これは初代Captureから数えて3代目の製品になるが、2代目に比べて重さとサイズの面でかなり改善されているらしい。

カメラ側に装着するスタンダードプレートはアルカスイス互換になっている。最近アルカスイスの雲台を備えた三脚を買ったところだったのでちょうど良かった。

Image from Gyazo

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OMM Classic25に使えるか

普段使っているザックはOMM Classic25。デイハイクにピッタリのサイズと仕様でお気に入り。 Captureをこのザックで使っている事例を見つけることができなかったので、うまく装着できるか不安はあった。またザックとしては特に軽い部類なので、ミラーレス一眼を装着した際のアンバランスさが問題にならないかという懸念も感じていた。

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結果としては全く問題なし。ベルトへの装着のスムーズだし、実際にα7Ⅲをつけた際のバランスもいい感じ。軽いザックに対してカメラがもっとぐらつくかと想像していたが、全くそんなことはない。驚いた。

Image from Gyazo

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実際に山で使ってみた

友人と京都の低山を歩く機会があったので実際に使ってみた。結果は期待を遥かに上回る使い心地!ふらつきや異物感がほとんどなく、歩いているときはカメラの存在をほとんど感じなかった。本当に驚いた。

カメラが裸で晒されていることに対する違和感もほとんどなかった。カメラが備わる位置はちょうど心臓の位置に近く、心理的に常に保護された感覚を持つ場所なのかもしれない。

歩きながらサッとカメラを取り出し、ふとした瞬間を撮影できる。とても自然なスナップを撮ることができた。特に今使っているレンズがポートレート向きの50mm標準レンズなので同行者を撮ることが多い。同行者の動きに合わせて素早くカメラを取り出せるのがありがたい。

Image from Gyazo

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少し気になったのは休憩時のカメラの置き所。今回はOMM Classic25に元から備わっているスリープマットを取り出し、その上に置いていた。でも傾斜のある場所だとカメラが転がりそうで心もとない。休憩時や、下山後のアプローチの際に使う軽めのソフトケースがあると良さそう。