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TAKEU YOSHIHARA
京都のスタートアップで働くプロダクトデザイナーです。NotaInc.という会社でGyazoScrapboxを作っています。 ものづくり、旅や山が大好きです。
2018.11.21

理論と感覚の間にあるスイートスポット

理論的を詰めて作ったデザインが魅力的にならないことがある。どんなに「正しいもの」を作ったとしても、最終的に「良い印象」がなければゴールに辿りつくこはない。

最終成果物にロジックは通じない

正しい手法で、正確に要望を満たし、細部の理論を詰めて作ったつもりが、最終的にプレゼン時に「何だか違う」と反応されることは多い。そこに求められるのは結局シンプルな感覚だったりする。例えば「楽しさ」とか「綺麗」とか「かっこいい」とか。それまでに積み重ねられた打ち合わせや調査の内容とは真逆のものだったりもする。一般的に人はアウトプットに対しては感覚でしか反応できない。事前のやり取りはロジカルに行われるので、そこにギャップが生まれるのだろう。例えば一般人が料理を食べても、最終的には美味いか不味いかでしか判断できないのが普通だ。どんなに理論でレシピを作っても最終的に美味くなければ当然拒絶されてしまう。

理論抜きで感覚のみでデザインすれば良いのか

感覚のみでデザインする場合にはまた別の問題が発生する。一見見栄えの良いものでも、実現できなかったり、そもそも目的を満たしていなかったり、他の部分との整合性が満たせていなかったり。

どうアプローチすれば満足できるものができるのか

両方からのアプローチを何度も繰り返していると、互いの距離が小さくなってきて細部まで俯瞰した上でアウトプットできるようになるタイミングがある。どちらか一方からアプローチしてうまくいかないからと言って悲観する必要はない。感覚とロジックの双方からのアプローチを繰り返せば次第に最善のものに近づいていく。作業としてはかなりしんどいが。

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