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TAKEU YOSHIHARA
京都のスタートアップで働くプロダクトデザイナーです。NotaInc.という会社でGyazoScrapboxを作っています。 ものづくり、旅や山が大好きです。
2018.11.9

UIのデザインとは法則を作る作業である

iOSのふらっとデザインがなぜうまく作用するのかを考えた。出てきた当初は使いづらかった。今はうまく使える。

学べる法則

眺めてみると操作部分のルールが徹底している。青のボタンカラーは他の場所では一切使われない。操作できる場合のカラーが徹底されている。今では真っ白な空間にこのカラーを用いて文字を配置するだけで、タップできそうに見える。 つまりルールづけが徹底していれば、人は学ぶことができる。例え初見でそれが分かりにくくても。

これは小さな子供が色んな体験を通して世界を学ぶの同じ。ガラスは落としたら割れる。転べば怪我をする。実世界では[物理法則]が徹底して守られている。誰もそれを崩すことはできない。神様以外は。これに比べてPCやスマホの中の世界ではやろうと思えば何でもできてしまう。法則がなければ人は学習することができない。

わかりやすいUIがやっているのはここに独自の法則を作り出して、それを効率的に学ばせていることだと思う。 「フラットボタンはどこを押せばいいのか分からないのでUIとしては未完成だ」みたいな議論は今でもよく目にする。 これはフラットであることが問題なのではなく、そのボタンが操作可能である法則を作り出せていないことが問題なのだと思う。その結果、簡単な方法として「ボタンはボタンらしく見せるべきだ」という身近な物理法則を引用する手段を取ることになる。(もちろん、スマホが新しい世界として登場した当初はこういうフェーズが必要だった)

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