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TAKEU YOSHIHARA
京都のスタートアップで働くプロダクトデザイナーです。NotaInc.という会社でGyazoScrapboxを作っています。 ものづくり、旅や山が大好きです。
2014.10.13

John Muir Trail 装備

装備についてとにかく大事なのはとにかく重さ。これまでは短期間のハイキングした経験がないので、重さに関してしっかり考えたことがなかった。幸いこの数年で世間ではウルトラライトハイキングの流れが強くなっており、軽量化に関するノウハウや哲学が溢れている。まずはここからざっくり学ぶことにした。

SONY DSC

とりあえずキーになるのはベースウェイトらしい。ベースウェイトとは身につけるもの、食料や燃料を省いた基本装備の重量のこと。これを見直して軽くする。あとは自分の歩く場所の情報を可能な限り集め、そこから必要なものだけを自分の頭でしっかり考えて選択する。とりあえず持って行くとか、持ってると安心だから、みたいなのはNG。

ベースウェイトを計ってみたら17kgもあった。 これでは重すぎる。食料、水、燃料を加えれば22~3kgにはなるだろう。まず改善するのはテント。10年前に買ったモンベルのステラリッジで2.3kgもある。これをファイントラック社のツェルト2ロングに変更して2kg減。他にも不要なものを極力物をへらしてゆく。下着は2セットで十分、スパッツやサポーテックタイツはいらない、タオルもいらない、手ぬぐいで十分、ガスストーブはSOTOの75gの軽量モデルに変更、コッフェルは小サイズのものだ等々、、、。この結果ベースウェイトは12kgくらいまで減らすことができた。ウルトラライトのハイカーはベースウェイトで5~6kgくらいにはなるらしい。

 

服/靴を決める

過去の情報を見る限り朝は氷点下の日もありそうだ。冬用のインナーグローブやダウンジャケット、厚手の靴下を装備に入れた。後の防寒はレイヤリングと雨具でしのぐ事にする。冬山用のジャケットやアルパインパンツはかさ張るので持って行かない。靴二関してはがっつり重登山靴でいくか、もしくは軽いローカット登山靴、またはもっと軽いトレイルランニング用のシューズか、、、。ここは無難に柔らかくて軽めのハイカットトレッキングシューズにしておいた。

 

テントを決める

今持ってるテントでは重すぎる。上記のとおり、ツェルトを持って行くことに決めたが少し迷いはあった。
快適性を優先してダブルウォールの自立式テントの軽量モデルか、軽さ優先で思い切ってツェルトか、間をとってシングルウォールのシェルターか、、、。最終的には軽さをとってツェルトに決定。これは今回歩くシエラネバダの気候を考慮に入れた上で最良の決断だと考えた。ツェルトの欠点といえば結露しやすいのと、雨に弱いこと。ところがシエラネバダは極端に乾燥しており、結露しにくいはず。この時期は雨もほとんど降らず95%は晴れの日が続くという。であればツェルトの短所は気にしなくてもよさそう。

 

燃料/電源を決める

燃料にも色んな選択肢がある。扱いが簡単だけどカードリッジを持ち歩かなければならないガス、手間がかかるけど寒さに強いガソリン、とにかく軽いけど火力が弱いアルコール、、、。この頃になると考えるのがめんどくさくなってたのでとりあえず簡単なガスストーブに決めた。電源についてはGOAL ZERO社のソーラーパネル、Nomad7。

 

ベアキャニスター

厄介な持ち物がこのベアキャニスター。これは食料を熊にとられないようにするための丈夫な容器。実はJMTがあるシエラネバダ山脈では熊(ブラックベア)が頻出する。熊は一度人間の食べ物の味を覚えると必ずまた現れるため、管理側は徹底した対策を行っている。その1つがこのベアキャニスター。全てのハイカーはこのベアキャニスターを携行し、食料や匂いの強い薬品などを入れておかなければならない。キャンプの時にはこれをテントから30m離れた場所に置いておく。ベアキャニスターを持っていなければ入山許可証すら発行してもらえない。このベアキャニスターが1.2kgもあるのだ・・・。これは日本では売ってないので現地のアウトドアショップREIで買うことにした。

重要なのは、ベアキャニスターは人間を熊から守るためのものではないということ。あくまで熊を守るためのもの。販売時の箱にも「Save Bear」の文字が大きく表示されている。

 

実際に持って行ったもの一覧

名前

重量/個(g)

重量合計(g)

詳細

ウェア

サンダル

200

1

200

ホームセンターで¥980で購入

ヘッドライト

135

1

135


腕時計

65

1

65

SUUNTO CORE

インナーグローブ

200

1

200


レインウェア上

300

1

300

mont-bell ストームクルーザージャケット

レインウェア下

215

1

215

mont-bell ストームクルーザーパンツ

帽子

60

1

60


ダウンジャケット

400

1

400

MAMMUT GRAVITY HOODED DOWN JACKET

Tシャツ

150

2

300

mont-bell クール ハーフスリーブジップシャツ

アンダーウェア上

150

2

300

mont-bell スーパーメリノウールハイネックシャツ

アンダーウェア下

35

2

70

mont-bell ジオラインクールメッシュトランクス

ミドルレイヤー

170

1

170


ソックス

65

3

195


フリースパンツ

215

1

215

mont-bell フリースパンツ

1150

1

1150

LA SPORTIVA トランゴハイク GTX

トレッキングポール

500

1

500

-

小計

4475

クッカー

ガスストーブ

75

1

75

マイクロレギュレーターストーブ SOD-300S

浄水器

55

1

55

アーバンテック スーパーデリオス

水筒

25

2

50

platypusソフトボトル1.0L

バケツ

90

1

90

BlueLotus 超軽量バケツ

コッフェル

125

1

125

snow peak アルミコッフェル

フォーク&スプーンセット

30

1

30


小計

425

テント/シュラフ/ザック

ツェルト

350

1

350

ファイントラック ツェルト2ロング

シュラフ

1300

1

1300

POLAR ROUTE 800

シュラフカバー

380

1

380


ザック

3100

1

3100

OSPREY CRESCENT 75

スリーピングマット

275

1

260

サーマレストのウレタンマット120cm

ペグセット

100

1

100


小計

5490

電子機器

カメラ

450

1

450

SONY NEX-5

カメラ予備バッテリー

50

2

100


iPhone

120

1

120

iPhone5

iPhoneモバイルバッテリー

200

1

200

無印良品モバイルバッテリー5000mAh

ソーラーチャージャー

450

1

450

GOAL ZERO NOMAD-7

単4電池予備セット

50

1

50


三脚

300

1

300


小計

1670

洗面/薬

トイレットペーパー

120

1

120


手ぬぐい

30

2

60


150

1

150

頭痛薬、胃腸薬、風邪薬、絆創膏、包帯、日焼止

はみがきセット

100

1

100


小計

610

その他

ベアキャニスター

1100

1

1100

現地のREIで購入

プラスチックシャベル

50

1

50

ホームセンターで購入

書類

100

1

100

マップ、許可証、計画書、パスポート、保険証、現金

小計

1250

合計

13920



 

準備を終えた荷物

SONY DSC

 

歩き終わってみて

基本的には装備に関して大きな問題を抱えること無く終えた。一番心配だった重さに関しても全く問題なかった。順応力とはすごいもので、日が経つにつれどんどん重量を感じなくなっていった。金銭的に余裕があればGranite Gearのザックに替えてもっと軽くしたかったな。

うまくいった点

 

 

 

うまくいかなかった点

 

 

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