UI考察:slack

 

slack-logo

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巷で大人気のチャットツール、slackのUIを舐めてみた。あまり詳細な部分は見れてない。

明快なレイアウトとコントラスト

・コンテンツ部分と操作部分を徹底的にはっきりと分けている。
・操作部分はコントラストを抑え、あくまでコンテンツ部分を浮かしている。
・文字群のまとまりがわかりやすい。
・タイトル表示が明快。リズム感が心地よい。
・ローコントラストとハイコンとラストの部分がはっきり分かれている。
・ただしハイコントラストの方がはるかに分量がすくない。重要な情報を絞ってこれでもか、と強調している。
・選択可能部分は選択前には薄すぎるくらいのローコントラスト。
・そのため選択後の反応が強く見え、とてもわかりやすい。

オフィスツールっぽくない雰囲気

・仕事を楽しく感じさせる色々な工夫がなされている。
・slackを使う自分の仕事はクールだ とさえ思わされるかもしれない。
・例えばカラーの組み合わせ。でもこれはデザイナーのテイストだと思う。
・例えば効果音。
・例えばフォント。調べるとgoogleのLatoフォントだった。アプリからサービスプロモーションのぺーじまで全てこのフォントで統一している。部分的に丸みがあるため主張せず、背景になじむのでツールアプリには向いているかもしれない。

細やかな機能

・コマンンド入力時に補完が出てきて感動。やはり補完は重要。
・メンションやスターつきのフィルタがメイン画面を表示したままで出るのは安心感がある。ただし開閉にはアニメーションがほしい。

その他情報

デザインの担当はmetalabという会社。インハウスではないのか。意外。ここでmetalabのAndrew Wilkinsonが開発秘話を語っている。かなり面白い。ざっくり以下のような内容。3点に集約されている。

It Looks Different

従来のエンタープライズ向けのツールから離れることを目指したことが語られてる。他のアプリのような暗いブルーではなく、紙吹雪のようなカラースキームにかわいいロゴ。これらのカラーはエンタープライズカラーではなく、ゲーム業界にヒントを得ているらしい。

It Feel Different

ユーザを楽しませるための細かいアニメーションのこだわりについて語られている。ロゴの回転やモーダルアニメーションなど。プロではないユーザはこういった細部に明確に気づくことはない。ただし小さなこだわりの集積を確実に感じると。

It Sounds Different

slackの中で使われるあらゆる言葉について語られている。アプリ内のアラートからツイートまで。ただ必要なことを伝えるだけでなく、ユーモアを踏まえた内容にこだわってるらしい。従来のツールが2001年宇宙の旅のHAL9000ならslackはInterStellerのTARSだと。

感想

細部のこだわりの集積であることが実感できた。その工夫は全てPlayfulというようなコンセプトに向かっていて明快。コンセプトは重要だ。ただこうしたコンセプトは生活圏の文化の影響が大きいと思う。彼らは楽しむのが本当にうまい。同じことをやろうと思っても絶対にできないと思う。よそはよそ、うちはうち。

2015-05-09 | Posted in デザイン, ライフ, 開発No Comments » 
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